エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.347
2014.08.11 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
スペック表で「Silencio 452」の性格を把握したところで、ここからは評価サンプルを箱から取り出し、外観スタイルからチェックを始めることにしよう。つや消しブラックに塗装されたボディは、スチール素材とプラスチック素材のコンビネーション。フロントパネル中央下部には6角形のCooler Masterロゴがあしらわれている。装飾の少ないシンプルなデザインが印象的だ。
「Silent」ライン共通のシンプルなデザイン。外観だけで兄弟モデルとの見分けは難しい | |
両サイドおよびトップに通気孔等が一切ない、世に言う「窒息系」PCケース。密閉性の高さは、静音マシンを構築する上で重要なキーワードになるだろう |
プラスチック製のフロントパネルには、左開きの開閉ドアが装備されている。ドア内側には吸音シートが貼り付けられており、PCケース内部からの音漏れを防止する。静音志向の強い「Silencio 452」の特徴が現れている部分だ。またシャーシに固定された内部フロントパネルを確認すると、通気性が確保された全面メッシュ仕様。フロントドアがフラットな密閉構造だけに、一転内部フロントパネルは「全開」といったところ。外観上は「窒息系」ながら、通気性はしっかりと確保されている。