エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.348
2014.08.13 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて「HD Tune Pro 5.50」を使い、より詳細な性能と傾向について確認していくことにしよう。
【Benchmark Read】 | |
【Benchmark Write】 | |
【FileBenchmark】 | |
【Random Access Read】 | |
【Random Access Write】 |
Benchmarkの結果を確認すると、Readは全領域でほぼフラットな安定したグラフ。一方Writeは約30GBごとに、大きくデータが落ち込む箇所があるのは少々気になるところ。ただしFile Benchmarkでは、Writeのブレも小さく、実際の運用ではそれほど大きな影響はなさそうだ。
またBarefoot 3コントローラが得意としているRandom Accessは、読込35,000 IOPS、書込33,000 IOPSを計測。さすがに「Vector 150」や「Vertex 460」には及ばないものの、SATA3.0(6Gbps)対応SSDでは間違いなくトップクラスの性能だ。
最後は「ATTO Disk Benchmark 2.47」により、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。
ATTO Disk BenchMark 2.47 |
読込は最高501MB/sec、書込は最高446MB/secで、いずれも公称値を上回るスコアを計測。これまでのベンチマーク結果を見る限り、「ARC 100」シリーズの公称スペックは控え目に設定されており、実運用でパフォーマンスに不満がでることはないだろう。