エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.350
2014.08.24 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-Z97X-Gaming 3」の電源部は、上位モデルと同等の8フェーズ回路を搭載。さすがに「Durable Black Solid Caps」の採用は見送られているが、耐久性に優れる「固体コンデンサ」や、高効率な「低RDS(On)MOSFET」など、高品質なコンポーネントで固められ、高負荷時でも安定した電源供給を可能にしている。また通常の5倍に相当する“15μ厚の金メッキ”を施したCPUソケットや、放熱面積を最大限に確保した「G1(TM) Looks」ヒートシンクなど、エントリーモデルとしてはかなりリッチな構成だ。
搭載するチップセットは、Intel 9シリーズ最上位のIntel Z97 Express。PCI-Express(x16)のレーン分割が可能なため、マルチグラフィックスはAMD CrossFireXだけでなく、NVIDIA SLIにも対応する。また“Devil’s Canyon”や“Pentium Anniversary”など、「K」シリーズならCPUコア倍率の変更もサポートされる。
Intel 9シリーズでは唯一、PCI-Express(x16)のレーン分割に対応するIntel Z97 Express。パッケージサイズは23×22mmで、TDPはわずか4.1W | |
パッケージ同様“瞳”が大きくデザインされたチップセット用ヒートシンク。基板には2点のプッシュピンで固定されている |