デジ・アナ分離でノイズの混入を防ぐ「G1（TM） Audio」

オーディオ回路には、デジタルノイズの混入を防ぐため、メイン基板から分離された「G1（TM） Audio」を採用。さらにS/N比115dBのRealtek「ALC 1150」や、金メッキ処理シールド、ハイインピーダンス対応オペアンプなど、搭載コンポーネントにもこだわることで、ディスクリートサウンドカードに匹敵する高音質を実現した。またゲーマー向け機能充実のサウンドユーティリティ「Sound Blaster X-Fi MB3」が付属され、音響効果をさらに強化できるのも特徴だ。

デジタルノイズの混入を防ぐため、LEDトレースパスにより、メイン基板から分離された「G1（TM） Audio」。トレースパスは起動中に赤く発光する
600Ωのハイインピーダンスヘッドホンに対応するオペアンプTI「N5532」	オーディオ回路のコンデンサにも全て固体コンデンサが採用される
サウンドユーティリティ「Sound Blaster X-Fi MB3」。各種ボリュームやエフェクトの他、相手プレーヤーの位置を音響で判断する「SCOUT MODE」を備える

バックパネルインターフェイスをチェック

バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×4、ギガビットLAN×1、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1、PS2×2を搭載。ディスプレイ出力は、HDMI×1、DVI×1、D-Sub×1の3系統で、オンボードグラフィックスによる3画面出力にも対応する。

計8ポートのUSBに加え、PS/2も2ポート搭載。お気に入りの入力デバイスを接続して、存分にゲームを楽しむことができる

基板上のコネクタ・搭載チップをまとめてチェック

画像セッションラストは、基板上の気になるパーツやICチップをまとめてチェックしておこう。

低遅延・高スループットなネットワークコントローラQualcomm Atheros「Killer E2201」。そのパフォーマンスは後半のテストセッションで明らかにしていきたい
I/Oコントローラ、ITE「IT8620E」	PCI-Express-PCIブリッジチップ、ITE「IT8892E」
PCI-Express3.0対応のレーンスイッチチップ、Asmedia「ASM1480」
HDMI/DVIレベルシフター、NXP「PTN3360DBS」	HDMI/DVI出力チップ、ASMedia「ASM1442K」
BIOS ROMは、メイン（M_BIOS）とバックアップ（B_BIOS）の2重構成	メモリ向け電源回路にも「固体コンデンサ」と「低RDS（On）MOSFET」を搭載
奥行225mmのショート基板ながら、電源コネクタはATX 24pin+CPU 8pin構成
オールインワン水冷やデュアルファンCPUクーラーに対応するため、CPUファンコネクタは2系統搭載	CLR CMOSやフロントピンヘッダなど、各種ピンヘッダ類は、主に基板下側にまとめられている