エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.351
2014.08.28 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ここからは、よりグラフィック性能にフォーカスしたテストへとシフト。3Dベンチマークテストの大定番「3DMark」から、ノートPC・ミドルレンジ向け「Sky Diver」とハイエンド向け「Fire Strike」をチョイスして計測を行った。
3DMark:Sky Diver | |
3DMark:Fire Strike |
一般的なノートPCを想定した統合グラフィックスとの差は圧倒的で、さすがはゲーミングノートといったところ。高負荷なFire Strikeでも4,000超えのGraphics Scoreをマークするなど、デスクトップのミドルレンジ級グラフィックスに匹敵するパフォーマンスを示している。パワフルなCPUとの組み合わせにより、実際のゲームプレイでも快適な動作が期待できそうだ。
続いては実際のプレイシーンでの挙動をチェックすべく、重量級タイトル「バトルフィールド4」を動作させてみよう。「CAMPAIGN:BAKU」のスタートからセーフハウスに到達するまでのフレームレートを「Fraps」を使い計測。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、画質設定は“中”と“高”を選択した。なお、ハイエンド向けのタイトルということもあり、計測はGTX 860Mのみで行っている。
バトルフィールド4 |
まず画質“中”では、平均FPSでも快適さの指標となる60FPSを軽く上回っており、快適プレイは約束されている。さらに画質を“高”まで上げた場合でも、平均FPSが40台半ばをマーク。状況によっては設定を妥協する必要があるかもしれないものの、十分にプレイできる水準を維持しているのは感心だ。ノートPCでありながらバトルフィールド4がそれなりに動いてしまうというのは、まさしくゲーミング向けモデルの面目躍如といえる。