エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.360

この1枚でネクストステージへ。超ハイエンドへの挑戦にピッタリな、MSI「X99S GAMING 7」

2014.09.25 更新

文：GDM編集部絵踏一

MSI マザーボード

OC操作や動作チェックも簡単。基板上に備える便利ボタンたち

基板上には、ハイエンドモデルの例に漏れずバラック状態で使用する際に重宝する便利ボタンが多数搭載されている。自動で最適な数値にオーバークロックしてくれる「OC Genie4」ボタンをはじめ、電源・リセットが可能な「イージーボタン3」、さらにPOSTコードを表示する「デバッグLED」も完備。バラック状態でのオーバークロックはもとより、組み込み前の動作確認など、必ずお世話になる機会があるハズだ。


ワンタッチで自動OCしてくれる「OC Genie4」ボタンを実装。横にはケースに組み込まずとも電源・リセット操作ができる「イージーボタン3」が並んでいる
	システムを組んだのに動かないなど、不具合などが起きても「デバッグLED」のPOSTコードを見れば一目瞭然だ

BIOSクラッシュ時にバックアップBIOSから起動を行う「マルチBIOS」を実装、どちらを使用するかはスイッチで切り換えることができる

搭載パーツやチップ群をまとめてチェック

外観チェックの締めくくりに、ここでは「X99S GAMING 7」が基板上に実装する気になるパーツやICチップ群をまとめてチェックしていこう。


ネットワークコントローラはQualcomm Atheros「Killer E2205」

I/OコントローラNuvoton「NCT6792D+」	バックパネルインターフェイスのUSB3.0ポートを増設している、ASMedia「ASM1042AE」

PCI-Express3.0対応マルチプレクサ/デマルチプレクサ、ASMedia「ASM1480」

VIA製のUSB3.0ホストコントローラ「VL805」。1チップで4ポートを実装可能	「Turbo M.2」脇に実装されている、PCI-Express3.0対応バッファIDT「9DB433」

電源コネクタは標準的なATX 24pin+CPU 8pin構成だ