エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.362
2014.09.30 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「X99 Extreme4」を使い、実際にPCを組み立てて動作を確認していくことにしよう。CPUにはCore i7-5000シリーズのフラッグシップIntel Core i7-5960Xを、メモリにはG.Skill「F4-2666C15Q-16GRR」(PC4-21300/4GB×4)を用意。セッションの後半では、UEFIのプリセットによるオーバークロックにも挑戦し、そのパフォーマンスを計測している。なお詳細なテスト環境は以下の表を参照していただきたい。
8コア/16スレッドに対応するIntel Core i7-5960X。機材の都合上、ES品を使用しているが、基本的な動作に違いはない | |
アイドル時は省電力機構が働き、コアクロック1,200MHz、コア電圧0.688Vまで低下する | |
マスタードシード株式会社が取り扱うG.Skill「F4-2666C15Q-16GRR」。DDR4-2133MHzの他、DDR4-2666MHzのプロファイルが登録されている | |
XMPを有効にするだけで2,666MHz駆動が可能。4枚セットのためクアッドチャネルに対応する |
ASRock X99シリーズの制御プログラムには、ASRock 9シリーズと同じ「インタラクティブUEFI」が搭載される。各機能ごとにタブで分割された分かり易いGUIを採用し、「System Browser」や「OMG」、「Dehumidifier Function」など、独自機能が豊富に実装されているのも特徴だ。なおUEFIの各項目は、バージョンアップによって変更される可能性がある点には留意してほしい。