エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.363
2014.10.06 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは画像を中心に、「Radeon R7 SSD」シリーズを確認していこう。パッケージ・本体ともカラーリングには、AMDのコーポレートカラーであるブラックとレッドの2色を採用。筐体はスリムノートPCにも対応する7mm厚で、肉厚のメタルハウジングにより重厚感のある仕上がりだ。
続いて“WARRANTY VOID”シールを剥がし、禁断の内部チェックを敢行、コントローラやNANDフラッシュ、キャッシュメモリの秘密に迫ることにしよう。ちなみに、“WARRANTY VOID”シールは剥がした時点で、あらゆる保証が受けられなくなってしまう。せっかくの保証をフイにするのはもったいないので、内部を見たいという欲求は、これから紹介する画像にて満たしていただきたい。
4本のネジを外し、カバーを開封したところ。基板はさらに4本のネジで筐体に固定されている | |
基板表面にはコントローラの他、NANDフラッシュやキャッシュメモリが搭載されている | |
基板裏面を確認。こちら側にはNANDフラッシュ、キャッシュメモリに加え、電源回路が実装されていた | |
搭載コントローラは、「Vector 150」シリーズと同じ、Indilinx「IDX500M00-BC」 | コントローラには熱伝導シートが貼り付けられ、筐体カバーを使い効率よく放熱する仕組み |
容量16GB、製造プロセス19nmの東芝製MLC NANDフラッシュ「TH58TEG7DDKBA4C」を計16枚実装。総容量は256GBになる計算だが、内16GB分はオーバープロビジョニング領域に割り当てられている | |
キャッシュメモリは容量256MBのMicron「D9PSH」を2枚搭載。動作クロックは、DDR3-1600MHz、電圧は1.35Vで、レイテンシはCL11 | |
TEXAS INSTRUMENTS製DC-DCコンバータ「TPS652510」 | シルク印刷を確認するとPCBバージョンは「0316-X03」であることわかる |
基板両端に配置されたコネクタ類。テスト用のmSATA形状のコネクタも用意されている | |
最薄部約1mm、最厚部約2mmのメタルハウジング。重量はカバーと合わせて実測約87g |