エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.363
2014.10.06 更新
文:GDM編集部 池西 樹
【100MB】 | 【1000MB】 |
【4000MB】 |
【Benchmark Read】 | |
【FileBenchmark】 | |
【Random Access Read】 |
ATTO Disk BenchMark 2.47 |
ダーティ状態の影響が最も大きいのは、「CrystalDiskMark 3.0.3b」のシーケンシャル読込。また「HD Tune Pro 5.50」でもRead系ベンチマークは、いずれもややブレが大きくなっている。ただし「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」や「ATTO Disk Benchmark 2.47」では、ほとんどスコアに変化なし。その他のベンチマークも、書込やランダムアクセスにはほとんど影響はなく、空き容量がかなり逼迫した状態でも高いパフォーマンスを維持していることが確認できた。
Radeonブランド初のSSD製品ということで、AMDファンにとっては待望の一品。近頃では、AMDカラーのブラックとレッドに彩られたゲーミングマザーボードが数多くラインナップされ、PCをトータルコーディネイトしたいというユーザーにはまさにピッタリのアイテムとなるだろう。
書込性能を中心に安定したパフォーマンスを見せる「Radeon R7 SSD」。より上位の「Radeon R9」型番の登場にも期待したい |
さらに今回の検証結果を見る限り、書込性能を中心にパフォーマンスも上々。ダーティ状態における粘り腰も健在で、SSDを知り尽くしたOCZらしい完成度の高い製品に仕上げられている。価格もフラッグシップ「Vector 150」より安価に設定され、長期間安定したパフォーマンスを望むヘビーゲーマーであれば、AMDファンならずともオススメできる。また現在のところ全く明らかにされていないが、より上位の“R9”型番を掲げたハイエンドモデルの登場にもぜひ期待したい。