RAIDモード切替スイッチ

背面右側には「RAIDモード切替スイッチ」も装備される。「EMK3203」は3.5インチベイ内蔵型の、単なる2.5インチ増設ラックだけに留まらず、RAID機能が利用できる。

背面右側に用意された「RAIDモード切替スイッチ」

モード切替スイッチは、左から「JBOD」（2台のドライブを単一ドライブとして使用）、「RAID 1」（ミラーリング）、「RAID 0」（ストライピング）、「Nor」の4つ。各モードの設定は、PCの電源OFF時に「Nor」にスイッチを合わせ、電源をON。LEDインジケーターの点灯を確認し、電源をOFFに。この手順を経て、利用したいモードに合わせる事で、はじめて使用できる。

ロック機構付きのフロントドア

前面には2.5インチHDD/SSDインストール用のフロントドアが装備される。右開閉のドアにはロック機構を備え、左端を右方向にプッシュする事でロックを解除。ドアが開く仕組みだ。

前面ドアは左開き。ロック機構を備え、ツールフリーで開閉できる

ロック機構のラッチ部。内部にスプリングが組み込まれており、右側のプラスチック部分をプッシュすることでロックは解除される

「EMK3203」の外周りのチェックはこれにて終了。そもそもPCケースに内蔵して使用するアイテムだけに、外観は至ってシンプルだ。次に2.5インチSSD×2台を実際に装着してみよう。

マニュアルに記載されている「EMK3203」の前面と背面イラスト。各名称は（あくまで）記載ママに前面（1）取出し用ラッチ、背面（1）SATAパワーコネクタ（15ピン）、（2）SATAデータコネクタ（7ピン）、（3）LEDインディケーター、（4）RAIDモード切替スイッチ