内部基板もチェックしておこう

ここまでくれば、この際内部基板も取り外してみよう。上下2段構えのSATAコネクタは、本体後部側にある赤い基板に固定されている。基板自体は2本のネジを緩めるだけでカンタンに取り外す事ができた。ケーブル類は一切使用させておらず、基板上だけで完結していることから、取り外す際に断線する等、トラブルへの気遣いは不要だった。

	SATAコネクタが固定された、リア方向の赤い基板を取り外してみる
こちらはSATAコネクタの背面にあたる。コントロールチップもシンプルなレイアウトだった
左は2段構えのSATAコネクタ。右は唯一シルクで確認できるJMicronのSATA3.0ポートブリッジ「JMS562」

ENERMAX「EMK3203」の組み合わせにオススメ

ENERMAX「EMK3203」は、同時に発表された3つのドライブベイアイテムと組み合わせて使用できる。
　「EMK5101」は、5.25インチオープンベイを利用し、3.5インチHDD×1台が搭載できる内蔵型ラック。頑丈なステンレスフレームを採用、「EMK3203」同様の高耐久性が特徴。また兄弟モデル「EMK5102」は、機能的にほぼ同様ながら、40mmの冷却ファンを背面に搭載させた。さらに「EMK5201U3」は、5.25インチオープンベイに、3.5インチと2.5インチ各1台分のシャドウベイが増設可能。「EMK3203」と組み合わせれば、2.5インチSSDが3台搭載できるというワケだ。
　なお「EMK3203」とソックリな「EMK3104」は、3.5インチHDD風デザインを採用し、SATA HDD/SSDが1台搭載可能。付属ケーブルでUSB3.0対応外付けケースとしても使用できる。

EMK5101	EMK5102
EMK5201U3	EMK3104