エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.365
2014.10.20 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「970 JetStream」のオーバークロック耐性が確認できたところで、主要ベンチマークソフトを使い、そのパフォーマンスを検証していこう。動作クロックは、出荷時クロック(以降:定格)と、オーバークロック(以降:OC)の他、リファレンス相当まで動作クロックを下げた状態(以降:リファレンス相当)でも測定を行っている。
リファレンス相当の1,050MHzまでベースクロックを下げた状態でもベンチマークを実行。ブーストクロックは1,202MHzに設定され、最高1,264MHzまで上昇することから、リファレンスモデルに比べると、やや高めのスコアが出ると思われる |
まずは定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」の計測から進めていこう。プリセット設定は「Fire Strike」と、最も負荷の高い「Fire Strike“Extreme”」を選択している。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
「リファレンス相当」との比較では、プリセットに関係なくGraphics Scoreで約6%、総合スコアも約5%向上し、オーバークロックモデルの本領発揮。またコアクロック・メモリクロックをチューニングした「OC」では、Graphics Scoreが約6%上積みされ、リファレンスからは約12%と大幅にパフォーマンスが上昇している。