エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.366
2014.10.24 更新
文:GDM編集部 池西 樹
自作派の需要も多いアッパーミドル帯に投入されたRadeon R9 285だけに、デビュー当初からメーカー各社とも、独自チューニングを施したオリジナルモデルを多数リリースしているのは、ご存知の通り。今回の主役「GV-R9285WF2OC-2GD」も御多分に洩れず、高性能な独自クーラー「WINDROCE 2X」を搭載しているのが最大のトピックだ。
Radeon R9 285用にカスタマイズされた「WINDFORCE 2X」を搭載する「GV-R9285WF2OC-2GD」 |
エアフローを考慮した3ブロックのヒートシンクを、大口径の100mmファン×2でゆったりと冷却することで、騒音をむやみに上げることなく、優れた冷却性能を実現。さらに「Ultra Durable(TM) VGA」準拠の高品質コンポーネントを採用し、電源回路の発熱とリップルノイズを抑制。定格運用での安定動作はもちろん、オーバークロック耐性も大幅に向上させた。
GIGABYTE製グラフィックスカードではおなじみの「瞳」がデザインされたパッケージ。外形寸法は実測で、約320×235×58mm |
そしてこれら高性能クーラーと高効率電源回路に支えられ、コアクロックは973MHz(リファレンス918MHz)のオーバークロック仕様。それ以外のスペックはリファレンス準拠ながら、同梱のチューニングツール「OC GURU II」を使えば、さらにパフォーマンスを引き上げることもできる。