エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.374
2014.11.26 更新
文:GDM編集部 池西 樹
まずは定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」の計測から進めていこう。ハイエンドモデルらしく、プリセット設定は「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」を選択している。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
「リファレンス相当」との比較では、GPUの性能が直接影響するGraphics Scoreで約4%、CPU/GPUの複合テストCombined Scoreスコアも約3%向上。総合スコアにも明確な違いが出ており、オーバークロックの効果は確実にあることがわかる。
続いてテッセレーションを駆使した3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアをチェック。プリセットはDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択した。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic”(fps) | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme”(fps) |
まずAverage FPSを確認すると、“Basic”で約2%、“Extreme”では約3%差がついており、「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」でもオーバークロックによる上積みは確実にある。またMin FPSの底上げ効果も期待でき、急激に負荷が上昇するような場面でも、コマ落ちを抑えることができるだろう。