エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.375
2014.11.29 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
まずベンチマークの第1弾は、3Dベンチマークテストの大定番「3DMark」から。計測環境はハイエンド向けプリセットの「Fire Strike」と上位の「Fire Strike“Extreme”」に加え、世界初の4K解像度ベンチとして登場した「Fire Strike“Ultra”」を選択している。
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Fire Strike | |
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Fire Strike“Extreme” | |
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Fire Strike“Ultra” |
リファレンスクロックに比べ、約200MHzほど高めに動作しているOCクロックは最大10%以上とかなりのスコア差が開いた。出荷時クロックもリファレンス比5~6%ほどスコアが上回っており、動作クロックの差が大きく結果に影響している。OCクロックと出荷時との比較では5~6%ほど開いていることから、軽めのオーバークロックでも十分効果的といえるだろう。
次も最新の3D負荷環境における挙動をチェックすべく、3Dベンチマークテスト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」を実行。計測環境としては、プリセット設定からDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択した。
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Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic” | |
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Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme” |
OCクロックは、リファレンス比で約10%、出荷時クロックとの差でも7%以上のスコア差をつけており、オーバークロックの効果が結果にしっかりと現れている。“Extreme”の高負荷時でも性能の落ちが少なく、100MHz刻みのライトな調整でも性能の底上げには威力十分。「FIRESTORM」によるカスタマイズは積極的に活用したい。