クアッドチャネル、DDR4-3000MHzまで対応するメモリスロット

実装スペースの問題もあり、メモリスロット数がDDR4×4本に制限される「GA-X99M-Gaming 5」。容量面ではやや不利になるものの、動作クロックは最大3,000MHzまで正式サポート。またクアッドチャネル動作にも対応することから、性能面でのデメリットを感じることはないだろう。

CPUソケットの両脇に配置されたメモリスロット。CPUソケットピンと同じく、メモリピンには30μ厚の金メッキが施されている
CPUソケット左側のメモリスロットは、左からDDR4_1/DDR4_2の並び	CPUソケット右側のメモリスロットは、左からDDR4_4/DDR4_3の並び
メモリ用電源回路にも、IR製デジタルPWMコントローラと「PowlRstage IC」が搭載されていた
UEFIには、800～4,000MHzまでの25段階のクロック設定が用意されていた

フルレーンの2-Wayマルチグラフィックスに対応する拡張スロット

拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×2、PCI-Express3.0（x8/16形状）×1、PCI-Express2.0（x1）×1の計4本に加え、M.2スロットを2基搭載。PCI-Express3.0のレーン分割はx16/x16/x8（CPUに依存）に対応し、2-WayまでのNVIDIA SLI/AMD CrossFire Xをサポートする。

PCI-Express3.0（x16）のピンにも30μ厚の金メッキが施されており、グラフィックスカードの安定動作に一役買っている

M.2スロットは、SSD用（上段）と、Wi-Fiモジュールなどの拡張カード用（下段）の2スロット搭載