エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.379
2014.12.10 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「GA-X99M-Gaming 5」を使い、実際にPCを組み立てて動作を確認していくことにしよう。今回の検証では、CPUにIntel Core i7-5960Xを、メモリにはCORSAIR「CMK16GX4M4A2666C15R」(4GB×4/2600MHz)を用意、セッション後半では「EasyTune」によるオーバークロックにも挑戦している。なお詳細なテスト環境については、下記の表を参照していただきたい。
Core i7-5960Xでは、省電力機構によりコアクロック・コア電圧とも大幅に低下するため、アイドル時の消費電力はハイエンドながらおとなしい | |
CPU使用率のグラフがズラリ並ぶ圧巻の「タスク マネージャー」。シングルスレッド処理はあまりにも負荷が低く、CPUクロックが伸びきらない場面も見られた |
「GA-X99M-Gaming 5」の制御プログラムには、最新バージョンの「UEFI DualBIOS(TM)」を搭載する。初心者向けのシンプルなUIを採用する「Start-up Guide」、マウスによる操作に最適化されたGUIを持つ「Smart Tweak Mode」、BIOS風の設定ができる「Classic Mode」の3つのモードが用意され、F2キーを押すだけでシームレスに切り替えることができるのが特徴だ。ちなみに基本項目については、以前詳細レビューをお届けした「GA-X99-Gaming G1 WIFI」とほぼ同様なため、解説はこちらに譲り、今回はオーバークロック機能にスポットをあて、解説を進めていく。なお各項目は、UEFIのバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。