エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.380
2014.12.13 更新
文:GDM編集部 Tawashi/絵踏 一
左端のPS/2とUSB2.0は、高耐久かつ高ポーリングレートをサポートする「ゲーミングデバイスポート」。CMOSクリアボタンを挟んで搭載されるレッドカラーのUSB3.0は計8ポートで、オーディオ端子にはすべて金メッキ処理が施されている |
お次は「X99S GAMING 9 ACK」のバックパネルインターフェイスをじっくり眺めていこう。ゲーミングマウス・キーボード用に用意された「ゲーミングデバイスポート」のほか、USB3.0ポートは「USBオーディオパワー」を含め8基を搭載。また、オーディオポートには30μg金メッキが施され、オーディオ信号を劣化させることなくスピーカやヘッドフォンに伝送することができる。
無線LANモジュールを装着後、電磁波干渉から保護する役目を担うブラックカラーデザインのI/Oカバーを標準装備。トップ部分には製品名の“GAMING 9 ACK”を刻印、重厚な見た目に変身する |
さらに「X99S GAMING 9 ACK」ならではの機能として用意されるのが、ゲーマー御用達ネットワークチップ「Killer E2205」による有線ギガビットLANと、「Killer Wireless 1525」によるIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LANで構成される「Killer DoubleShot Pro」だ。有線ギガビットLANと無線LANの同時使用を可能にした「SMART TEAMING」機能をサポートし、付属のユーティリティ使えばゲームは有線を、配信は無線といったアプリケーション毎にどちらのネットワークを使用するかを選択することができる。
ゲーマーの新しい需要に対応。業界初の試みとして、エンコーダーモジュールのオンボードを実現した |
「X99S GAMING 9 ACK」のトピックとして外せないのが、配信専用のAverMedia製エンコーダモジュール「Streaming Engine」をオンボードするところだ。録画/配信処理をエンコーダモジュールで行うため、ゲームプレイのリアルタイム配信でもCPUやGPUの負荷を軽減し、ゲームパフォーマンスを維持することができる。
これにより市販のビデオキャオプチャデバイスなどを別途購入する事なく、プレイ中のゲーム映像等をフルHD(1080p)/最大ビットレート60MbpsのH.264フォーマットで録画する事が可能。動画配信ソフト「XSplit Gamecaster」の2年間無料ライセンスも標準で同梱、購入後すぐにゲーム配信を楽しむ事ができるというワケだ。