エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.380
2014.12.13 更新
文:GDM編集部 Tawashi/絵踏 一
ここからは「X99S GAMING 9 ACK」を使い実際にPCを組み立て、その挙動をチェックしていこう。今回の検証では、CPUにPCI-Express3.0インターフェイスが28レーンの下位モデル「Core i7-5820K」(ES品)を選択。メモリにはCORSAIR製DDR4-2666MHz駆動の「CMK16GX4M4A2666C15R」(4GB×4)を用意した。
また、テストにあたってはUEFIから簡単にパフォーマンスアップが可能な「OC Genie 4」を使ったオーバークロックと、「GAMING Series」専用ユーティリティ「GAMING APP」による簡易チューニングを実行。ワンクリックでできる簡単オーバークロックの効果を確かめていく。なお詳細なテスト環境については、下記の表を参照してほしい。
簡易オーバークロックの効果をベンチマークソフトで確認してみよう。テストには、レンダリング速度を計測する定番ソフト「CINEBENCH R15」を使い、まずは定格動作時と「OC Genie 4」をオンにしたオーバークロック時のスコアを計測する。
CINEBENCH R15(cb) |
シングルコア、マルチコアともに、定格時と比べると「OC Mode」時は単純比較で約15%ほどスコアを伸ばしており、オーバークロックの効果がハッキリと表れている。常時パフォーマンスを必要とする場合には、起動時に「OC Genie 4」をあらかじめオンにしておくといいだろう。