エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.382
2014.12.17 更新
文:フリーライター・石川ひさよし
続いては、+12V1に負荷をかけるため、「OCCT 4.4.1」の「CPU OCCT」を実行した。こちらも実行時間は約1時間。
【オンボードGPU】 OCCT 4.4.1 CPU OCCTによる各電圧の変化 | |
【オンボードGPU】 OCCT 4.4.1 CPU OCCTによる各電圧の最大/最小/平均値 | |
【GTX 780 Ti】 OCCT 4.4.1 CPU OCCTによる各電圧の変化 | |
【GTX 780 Ti】 OCCT 4.4.1 CPU OCCTによる各電圧の最大/最小/平均値 |
これもオンボードGPU使用時は12.384Vのままフラット、GTX 780 Ti使用時は12.192~12.384Vとなった。
最後は、+12V1、+12V2双方に負荷をかける「OCCT 4.4.1」の「Power Supply」テストを実行した。実行時間はこれも約1時間だ。
【オンボードGPU】 OCCT 4.4.1 Power Supplyによる各電圧の変化 | |
【オンボードGPU】 OCCT 4.4.1 Power Supplyによる各電圧の最大/最小/平均値 | |
【GTX 780 Ti】 OCCT 4.4.1 Power Supplyによる各電圧の変化 | |
【GTX 780 Ti】 OCCT 4.4.1 Power Supplyによる各電圧の最大/最小/平均値 |
これもオンボードGPU使用時は12.384Vのままフラット、GTX 780 Ti使用時は12.192~12.384Vとなった。どれも同じといったあたりがマザーボード上のセンサーのアテにならないところであり、限界だろう。電源ユニットから直の値ではなく、マザーボード上での値であるため、マザーボード自体に左右される。オンボードGPU使用時の12.384Vという値も、当然だが別のマザーボードでは異なった値になるので、電源ユニットの特性を示すわけではない。少なくとも、安定して動作していたことだけは確かだ。手元にあった主要な3メーカーのIntel Z97/Z87/Z77マザーボードと組み合わせてみたが、相性などは発生せず、どれも問題なく動作することを確認できた。