エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.390
2015.01.22 更新
文:GDM編集部 絵踏 一/Tawashi
ここからは日本ギガバイト株式会社より実際に借り受けた「GB-BXI7G3-760」の評価サンプルと共に、スペック確認から検証を開始しよう。
外形寸法はW115.4×D128×H59.6mmで、本体カラーは従来モデルと同様、光沢のあるピアノブラック塗装が施されている。重量は検証用にmSATA SSDとDDR3L SO-DIMMを2枚搭載した状態で、実測1,052gだった。「BRIX」シリーズのゲーミングモデルながら、片手で持ちあげることができるコンパクトサイズは健在だ。
CPUにはノートPC向けの「Core i7-4710HQ」(4コア/8スレッド/定格2.50GHz/TB時3.50GHz/キャッシュ6MB/TDP47W)を搭載。定格動作時こそ2.5GHzと控え目ながら、TB動作時には3.50GHzでキッチリとパフォーマンスを発揮してくれる。なお、グラフィックス機能としてIntel HD Graphics 4600を内蔵しているが、言うまでもなく「GeForce GTX 760」を搭載する本製品で使用するシーンはない。
メモリスロットは「Core i7-4710HQ」がDDR3L-1333/1600を正式サポートする事から、DDR3L SO-DIMM×2(1,333MHz / 1,600MHz、最大16GB)を装備する。動作電圧が1.35Vの低電圧版メモリモジュールのみに対応する点には注意が必要だ。
ここからは本体外装よりチェックを進めていこう。「GB-BXI7G3-760」では、エアフローが正面向かって左側から吸気、右側から排気となる。そのためか、フロントおよびリアに設けられたメッシュ状の排気口の面積は小さく控えめだ。
フロント側。USB3.0×2とマイク/ヘッドフォン出力のシンプルなデザイン | |
リア側。上下にメッシュ状の排気口を備えているが、上段は塞がれており、下段のみ機能している |
インターフェイス類は、フロントにUSB3.0×2とマイク/ヘッドフォン。リアにMini HDMI×2、Mini DisplayPort×1、USB3.0×2 1000BASE-T(RJ45)、DC-IN、KensingtonLockを搭載。無線LANのアンテナは筺体に内蔵されている。なお、ディスプレイ出力は3画面の同時出力もサポートされる。
インターフェイスが集中するリア面。Mini HDMI×2、Mini DisplayPort×1、USB3.0×2 1000BASE-T(RJ45)、DC-IN、KensingtonLockが用意されている |