「GB-BXI7G3-760」の内部を確認。アクセスは底面ネジを外すだけ

底面のパネルは長い4本のネジで固定されている

続いて本体内部をチェックしていこう。取り外し可能な底面パネルは4本のネジで固定。内部にはmSATA対応スロット、その下にminiPCI-Expressスロット（IEEE 802.11b/g/n/ac無線LAN搭載済み）が確認できる。さらにDDR3L SO-DIMMスロットは、デュアルチャンネル対応で2本装備。2.5インチシャドウベイは取り外した底面パネル側に用意されている。

取り外した底面パネル裏側にある2.5インチシャドウベイ。試しに2.5インチサイズのSSDを取り付けてみた。もちろん9mm厚までのHDDを装着することもできるが、せっかくのSATA3.0（6Gbps）インターフェイスを活かすなら、ここは素直にSSDを搭載しておこう

「GB-BXI7G3-760」の組み込み作業自体は、DDR3L SO-DIMMメモリとSSD（mSATAもしくは2.5インチ対応モデル）を搭載するだけと実に簡単だ。ここからのセッションでは、通常取り外す必要のないマザーボードをあえて取り出し、さらに内部へと迫ってみたい。

マザーボードの取り出しを開始。まずは、リアパネルを取り外す
CPUやチップセット、各種スロット類を備えるマザーボードが上段。下段には「GeForce GTX 760」を搭載したグラフィックスカード基板が搭載される、上下2層を有効に活用した構造だ
取り出したマザーボード
IEEE 802.11b/g/n/ac無線LAN+Bluetooth 4.0に対応するAzurewave社製「AW-CB161H」は、miniPCI-Expressに対応。アンテナは筺体に内蔵されている
メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2を搭載。動作電圧が1.35Vの低電圧版メモリモジュールのみに対応する	2.5インチシャドウベイ用のSATAケーブルは専用タイプが用意される
マザーボード裏面側
裏面には大型の銅製ヒートシンクを装備。CPUとチップセットを同時冷却する一体型構造になっている