エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.392
2015.01.31 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
外観チェックが一段落したところで、ここからはそのパフォーマンスを確かめるベンチマークセッションに移っていこう。
なお「GTX 960 GAMING 2G」は、リファレンススペックからブーストクロックを約100MHz引き上げたオーバークロック仕様になっている。そこでテストにあたっては、MSI製のオーバークロックツール「Afterburner」を使用してクロックを調整。残念ながら90MHzまでしかクロックが下げられなかったものの、こちらをリファレンス相当のスペックとして、合わせて計測を行った。
まず先頭は、3Dベンチマークソフトの定番「3DMark」から。ミドルレンジモデルということもあり、プリセット設定は「Fire Strike」とより上位の「Fire Strike“Extreme”」を選択して計測を行っている。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
本来のクロック差よりも僅差とあって、「Fire Strike」におけるスコア差は約3%ほどだった。ただし「Extreme」プリセットではGraphic Scoreの差が約5%前後まで拡大、より負荷の高い環境でオーバークロックの効果が確認できた。本来のリファレンスクロックとの比較では、さらに大きな違いが出てくるハズだ。