エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.394
2015.02.07 更新
文:GDM編集部 池西 樹
最後に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を使い、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。
ATTO Disk BenchMark 2.47 |
読込は最高779MB/sec、書込は最高587MB/secで、いずれも公称値を上回るスコア。64kから書込が若干低下する点は気になるものの、シーケンシャルアクセスについては読込・書込ともSATA3.0(6Gbps)SSDの限界を超える性能を実現している。
標準状態では、期待通りのパフォーマンスを発揮した「M6e Black Edition」シリーズ。続いて独自キャッシュ技術「PlexTurbo 2.0」を有効にした状態で、どの程度性能が向上するのか確認していこう。
「PlexTurbo 2.0」は、PLEXTOR統合ユーティリティ「Plextool」の1機能として提供される | |
「PlexTurbo 2.0」では先代「PlexTurbo」からサポートモデルが拡張され、「M6 Pro」の他、「M6e Black Edition」「M6e M.2」「M6e」でも動作するようになった |
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークは、4K-64Thrdを中心に全てのパフォーマンスが向上し、総合スコアは16,713ポイントという驚きの結果。「Compression-Benchmark」でも読込は5,000MB/secに近いスコアを計測し、その効果は上々だ。ただし、書込については所々大きく落ち込む場面が見られるなど、全体的に転送が安定しなかった。