「GeForce GTX 960 Super JetStream」の実動チェックを開始

画像によるチェックに続いて、ここからは「Palit GeForce GTX 960 Super JetStream」を実際にPCに組み込み、その気になるポテンシャルをベンチマークソフトにより明らかにしていこう。プラットフォームには、現在最も主流のIntel LGA1150を採用し、CPUにはDevil’s Canyon最上位のIntel Core i7-4790Kを用意。また“リファレンスを想定して”（以下：リファレンス想定）、GPUのコアクロックを「THUNDER MASTER」の最低値である1,188MHz、メモリクロックを7,000MHzまで落とした状態でも計測を行っている。なおテスト機材の詳細スペックは以下の通り。

	「GPU-Z 0.8.1」の結果。公称スペック通り、ベースクロックは1,279MHz、ブーストクロックは1,342MHzに設定されている
アイドル時はコアクロック135MHz、メモリクロックは800MHz（200MHz×4）まで動作クロックが低下。高負荷時はおおむね1,430MHz前後で推移していた
大幅なチューニングが施された「GeForce GTX 960 Super JetStream」。コアクロックは、リファレンスより63MHz高い1,189MHzまでしか下げることができなかった
ブーストクロックはリファレンスより74MHzも高く、「リファレンス想定」としているが、実際には標準的なオーバークロックモデルとの性能比較に近いテストであることをご了承いただきたい