エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.397
2015.02.20 更新
文:GDM編集部 池西 樹
まずは定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」の計測から進めていくことにしよう。ミドルレンジということで、プリセット設定は「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」の2つを選択している。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
リファレンスよりかなり高めのクロック設定である「リファレンス想定」との比較にも関わらず、Graphics scoreは約6%上回る良好なスコア。CPUとの混合スコアとなる総合スコアや、Combined scoreでも約5%の差をつけており、標準的なオーバークロックモデルと比較しても明らかにパフォーマンスに違いがあることがわかる。
次に、テッセレーションを駆使した3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアをチェックしていこう。プリセットはDirectX 9ベースの“Basic”とより高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択した。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic”(fps) | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme”(fps) |
「3D Mark」に比べるとスコアのブレが大きいベンチマークだが、Average FPSでは、プリセットに関係なく「リファレンス想定」より約4%スコアが向上。Min FPS/Max FPSについても有意な差がついており、典型的なベンチマークではシッカリとパフォーマンスの違いを出すことができている。