エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.397
2015.02.20 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ゲーム系ベンチマークのラストは、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク」で締めくくろう。こちらも品質設定のプリセットは“最高品質”にセットし、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク |
いずれの解像度でも約3%パフォーマンスが向上しており、比較的ライトなゲームでもオーバークロックの効果はあることがわかる。また解像度によるパフォーマンス差が小さいことから、フルHDを超える高解像度表示でも快適にゲームを楽しむことができるだろう。
パフォーマンスベンチマークが一段落したところで、ここからはオリジナル「JetStream」クーラーのポテンシャルを確認していこう。いずれも「3DMark」実行時の最大値を高負荷時、起動直後10分間何もせず放置した際の最低値をアイドル時に設定している。
GPU温度温度(℃)/室温17.4℃ | |
ファン回転数計測(rpm) |
ファンの回転が停止しているアイドル時は約40℃前後で安定しており、ファンレス動作でも冷却性能には全く不安なし。Windows操作中でも温度に変化はほとんどなく、3D処理以外でファンが回転することは一度もなかった。また高負荷時でも回転数は約30%となる700rpm前後。温度も69℃までしか上がらず、「JetStream」クーラーでは70℃前後をラインにファンの回転数を調整しているようだ。
騒音値計測(rpm)/室内ノイズ32.1dBA |
最後に騒音値だが、全て同一の値となったのはファンが回転した状態でもCPUクーラーのノイズのほうが大きかったため。静音性についてはファンレスまたは極静音のCPUクーラーを組み合わせない限り、気になることはないだろう。