シンプルGUIでハードウェアの設定も簡単

今回はリビングにある液晶テレビに「DOKO」を接続して検証をしている。入力デバイスはUSB接続であれば、ワイヤレスタイプでも問題なく動作した

ホストPCの設定が終了したところで、続いて「DOKO」側の設定を確認していこう。とはいえ「DOKO」では、内蔵ROMに必要なアプリケーションとソフトウェアがインストールされているため、ハードウェアの設定も非常に簡単。映像出力用のHDMIケーブルをテレビやディスプレイに、LANケーブルをルータに接続し、マウス・キーボードなどの入力デバイスをUSBポートに繋ぐだけ。あとは電源ボタンを押して20秒ほど待つと、自動的に「SETTINGS」画面が表示される。

「DOKO」の起動後に表示される「SETTINGS」画面。項目は6つしかなく、非常にシンプル
「ABOUT」画面では、「デバイス名」「ファームウェアバージョン」「IPアドレス」「MACアドレス」が確認できる
「NETWORK」画面では、各種ネットワークの設定が可能。標準的なホームルータを使用した環境であれば、自動取得の「Auto」のままで問題ない
「PASSWORD」画面では、アクセス制限用のパスワードを指定できる。他に使用するユーザーがいない場合は空欄のままにしておくこともできる
ストリーミングPCを設定できる「SAVED COMPUTERS」画面。一度IPアドレスを指定しておけば、「DOKO」にサムネイルが表示され接続するPCを選択することができる
「DOKO」の設定を初期化したい場合は「SYSTEM RESET」画面から行うことができる
「UPDATE」画面では、ファームウェアのアップデートが可能。ちなみに「DOKO」の初回起動時には自動的にファームウェアのアップデートが行われる

「SETTINGS」画面には、「ABOUT」「NETWORK」「PASSWORD」「SAVED COMPUTERS」「SYSTEM RESET」「UPDATE」の6つの項目が用意されているが、ルータを介した一般的なホームネットワークであれば、特に設定する必要はないだろう。ちなみに複数台のPCを切り替えて接続したい場合には、ホストPCのIPアドレスを登録しておけば、「DOKO」から任意のPCを選択できるようになる。