帰ってきた エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.03.09 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
次に2口ある外部USBポートをチェックしてみよう。まず本体上側面にあるUSB-Aポートは、出力用ポート。左側面にあるmicroUSB(USB-mini B)ポートは、入力用ポートになる。つまりこのモデルは、出力用ポートが1口しかない。市場には2口を備え、さらに同時充電に対応した製品は多い。モバイル機器の複数所有者にとっては、物足りなく感じるかもしれない。ちなみに出力用ポートは最大2.1A(DC5V)の急速充電をサポート。さらに「AIPowerテクノロジー」を備え、内蔵されるスマートチップの働きにより、接続された端末の入力電流を自動検出。最大2.1Aまで最適な出力で充電ができる仕組みだ。なお過電圧保護、過充電保護、短絡保護の各種安全回路も装備されている。
出力用ポートは最大2.1Aに対応。「AIPowerテクノロジー」により、接続機器を自動感知して最適な出力で給電を行う。ちなみに旧製品「PB-N8」は、「AIPowerテクノロジ」非搭載モデルになる | |
バッテリ充電用の入力用ポート。市販のUSB対応電源アダプタも利用可能 | |
側面にはInput DC5V 1.0A(MAX)、Output DC5V 2.1A(MAX)の表記がプリントされている |
本体背面には電源スイッチボタンを装備。ボタンを押すことで、接続した機器への給電始動、さらに残量表示LED表示の操作ができる。
本体背面に装備される電源スイッチボタン。ちなみにオートオフ機能を備えるため、このボタンによる強制的な電源のオフ操作はできない |
上部側面には、4個のLEDが内蔵されている。これはバッテリ残量を示すLEDインジケーターだ。ボタンを押すことで約15秒前後点灯し、LED 1個あたりの残量は25%。つまり50%時は2個、100%(フル)時は4個全てが点灯することになる。
バッテリ残量もボタンひとつでチェック可能。1LEDにつき25%と覚えよう |