エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.401
2015.03.20 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
はたしてBroadwell世代に生まれ変わった新型「BRIX」は、どれほどのパフォーマンスをみせてくれるのか。この後は各種ベンチマークテストを使用した動作検証に移っていこう。
なお実際に「GB-BXi7-5500」を動作させるにあたり、メモリにはCFD販売株式会社のDDR3L-1600MHz対応メモリ「W3N1600Q-L4G」(4GB×2)、mSATA SSDはPLEXTOR「M6M」シリーズ「PX-128M6M」を使用している
搭載するCore i7-5500UをCPU-Zでチェック。定格クロックは2.4GHz、最大3GHzで動作する。なお、マザーボード名には「MQLP7AP-00」と記載されていた |
ベンチマークの先頭は、まず「CINEBENCH R15」によるCPUのパフォーマンスから。“Broadwell-U”ことCore i7-5500Uはどの程度か、その実力をチェックしてみよう。
CINEBENCH R15 |
さすがにデスクトップ向けCPUとは比べるべくもないが、TDP15Wモデルとしてはなかなかの性能。Haswell世代からは2~3割程度の性能アップを実現している。Broadwell世代では動画変換処理やOfficeアプリ処理の向上も謳われていることもあり、額面以上のパフォーマンスが期待できそうだ。
続いては実際のゲームプレイを想定し、オンラインタイトルよりMMO RPG「ファイナルファンタジーXIV」2期目タイトル“新生エオルゼア”のベンチマークテストを実行。品質設定を“標準品質(デスクトップPC)”にセットし、解像度を1,280×720ドットと1,920×1,080ドットに設定して計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
1,280×720ドットの設定では“快適”となる4000オーバーに落ち着いたほか、フルHD解像度でも2000超えで“普通”をマーク。いまどきのゲーミング標準であるフルHD解像度でも、ある程度のオンラインゲームであれば設定次第で問題なくプレイできることが確認できた。