エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.406
2015.04.06 更新
文:GDM編集部 Tawashi
PCI-Express3.0(x16)に対応する唯一の拡張スロット |
Mini-ITXフォームファクタだけあって、実装される拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)1本のみ。貴重な拡張スロットにグラフィックカードを挿し、自分好みのゲーミングマシンを作り上げる事ができる。
ストレージインターフェイスは、SATA3.0(6Gbps)がメモリスロットを挟んで2ポートずつの計4ポートが配置されている。RAID 0/1/5/10のRAIDアレイを構築可能で、冗長性の確保やパフォーマンスの追求を選択することもできる。
チップセット直結のSATA3.0(6Gbps)は合計4ポートが用意される |
また、基板裏面にはPCI-Express接続に対応したM.2(10Gbps)×1を実装。長さ42mmもしくは60mmのM.2インターフェイス対応SSDを増設することができる。
M.2スロットは基板裏面に実装。Mini-ITXサイズならではのデザインといえる |
「Z97I GAMING ACK」のサウンド機能は、オンボード最高峰を誇るMSI自慢のオーディオ回路「Audio Boost 2」だ。拡張カードから発生する電磁波障害からシールドで守るEMIシールドを装備。オペアンプ「OPA1652」やニチコン製の音響コンデンサ、600Ωの高級ヘッドホンを駆動させる専用ヘッドホンアンプなど、サウンドカード顔負けのパーツが実装されている。
周囲をニチコン製の音響コンデンサやオペアンプ「OPA1652」が固める高品質オーディオ回路「Audio Boost2」 |
また、USB DACを使用する本格派のために「USBオーディオパワー」を搭載。USBコントローラチップを介さずATX電源から直接5V電源を生成できるため、USB DACに最適で極めて安定した電力供給を実現する。
ニチコン製の高品質オーディオコンデンサを採用。脇にはオペアンプ「OPA1652」も確認できる | |
外付けサウンド派も安心。USBポートに継続的に安定した5Vを供給する「USBオーディオパワー」を備え、最近流行りのUSB DACを安心して運用することもできる |