背面プレートで見分ける4GB版の「GAMING Series」グラフィックス

「GAMING Series」のコーポレートカラーである、レッド＆ブラックのカラーリングを採用する「GTX 960 GAMING 4G」。「GTX 960 GAMING 2G」と同様の「Twin Frozr V」クーラーを搭載するだけに、外観上の変化はあまりない。ただし裏返してみると、従来モデルにはなかった背面プレートを装備している。こちらも放熱に（およびデコレーションにも）一役買っており、その分厚みは4mmほど増した格好だ。
また、出力インターフェイスは“2GB版”と同様、DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3の5系統を実装。最大4画面出力が可能なほか、フルHDで4K相当の精密度を実現する「NVIDIA Dynamic Super Resolutionテクノロジー」にも対応している。

デュアルファンクーラー「Twin Frozr V」を搭載する「GTX 960 GAMING 4G」。同様の2GB版と比べ、表側からはあまり違いを見出すことはできない

側面から極太のヒートパイプが覗く。100mm径の大型ファンを搭載しているが、カード長は約27cmと高冷却モデルとしては“それなり”である

2GB版と見分ける最大のポイントであろう、背面プレートを新たに装備。その分厚みは4mmほど増して、外形寸法は約W267×D139×H40mmになった

厚みを増したとはいえ、ブラケットを超えない2スロット占有モデルでも屈指の薄型デザイン。ちなみに側面のMSI＆ドラゴンロゴは、動作中にLEDで点灯する仕組みだ

PCI-Express補助電源は、リファレンス（6pin×1）より増強された8pin×1構成

出力インターフェイスは、DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3を装備。カード単体で4画面同時出力が可能だ