エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.409
2015.04.20 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
さて、ここからは「GTX 960 GAMING 4G」の実力をベンチマークテストを使って確かめていく。テストにあたっては、MSI「GAMING Series」に対応する簡易オーバークロックツール「Gaming APP」を使用した。
メーカー公称では「Silent Mode」時にリファレンスと同等の1,178MHzで動作するほか、「Gaming Mode」では1,253MHz、最大の「OC Mode」では1,304MHzまでクロックが上昇するとしている。メモリ2GB版からさらにクロックが引き上げられた「GTX 960 GAMING 4G」は、どれほどのアドバンテージがあるのだろうか。早速検証を進めていこう。
まずベンチマークテストの大定番「3DMark」の計測からパフォーマンスチェックを進めていこう。プリセット設定は「GTX 960 GAMING 4G」がミドルレンジモデルであることから、「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」を選択してテストを行った。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
オーバークロックの程度に合わせ、それなりのスコア変動が見られた「3DMark」。特に「OC Mode」とリファレンス想定となる「Silent Mode」の比較では、約5%の差がついている。また、「Extreme」プリセットでは約7%まで差が拡大するなど、より高負荷な環境でクロック差による影響が出ているようだ。このあたりは実際のゲームシーンでも違いが出てくるかもしれない。