エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.412
2015.05.05 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
続いては3Dグラフィック性能をテストするべく、定番の3Dベンチマーク「3DMark」を実行。ハイエンドモデルであるGTX 980搭載機だけに、プリセット設定はDirectX 11対応の「Fire Strike」に加え、より高負荷な“Extreme”と“Ultra”を選択している。
3DMark「Fire Strike」 |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われるテストだけに要注目だが、標準の「Fire Strike」では総合スコア、Graphics Scoreともに楽々10000オーバーをマークするなど、さすがのパフォーマンス。“Extreme”では6000前後、4K解像度を想定した“Ultra”でも3000台をマークする圧倒的スコアで、そのGPUパワーが遺憾なく発揮されている。
ここからは、実際のゲームプレイやゲームベンチにおけるパフォーマンスチェックに移っていく。まず先頭はFPS系定番タイトルより「バトルフィールド4」をチョイス。解像度を1,920×1,080ドットのフルHD、描画設定は“最高”を選択し、「CAMPAIGN:BAKU」のスタートからセーフハウスに到達するまでの平均フレームレートを「Fraps」で計測した。
バトルフィールド4 |
Max FPSで130オーバー、Average FPSでも100FPSを軽く上回ってくるなど、フルHD解像度ではオーバースペックなまでのスコアを叩きだした。快適プレイに疑いがないのはもちろん、「バトルフィールド4」クラスであれば、より高解像度な環境でも十分遊べそうな印象。昨今はフルHD超のディスプレイにも手が伸ばしやすくなってきたこともあり、このマシンならよりリッチなゲーム環境でも快適にプレイできるだろう。
続いては同じくゲームタイトルより、DirectX 11対応のオープンワールドゲーム「Watch Dogs」をプレイ。グラフィックス設定を“最大”にセット、パトカーとのカーチェイス部分を約3分間プレイし、その際のフレームレートを「Fraps」で計測した。
Watch Dogs |
ハイエンド級スペックを要求される重量級タイトルながら、Average FPSで70FPS近くをマーク、快適さの指標である60FPSを軽々と上回ってきた。Min FPSでも50オーバーのスコアを叩きだしており、たとえ突発的に重くなるようなシーンでも、もたつきを感じることなくプレイできそうだ。