帰ってきた エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.05.06 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
「FFXIV蒼天ベンチマーク」にあるDirectX 11のみで選べるグラフィック品質が、アンビエントオクルージョン設定の「SSAO」(立体感を強調する効果)や「リアルタイムリフレクション」(最高品質)「背景の細かい凹凸表現」「水面の凹凸表現」だ。各項目を有効にすると、確かに道や水面などの立体感がグッとアップ。シーンによっては、まったく見た目が違ってくるので、例えGPU負荷が大きくアップしてもDirectX 11モードで遊びたくなるだろう。
DirectX 11モードでは、太陽からの直接光だけでなく、物体に反射した間接光の影響を考慮することで、現実感のある陰影を生み出すアンビエントオクルージョンのHBAO+が選択できる |
並べてみると違いが良くわかるので、見比べてみよう。上から「Direct X9 最高品質」「Direct X11 最高品質(Direct X9相当)」「Direct X11 最高品質」の順だ。
Direct X9 最高品質 | |
Direct X11 最高品質(Direct X9相当) | |
Direct X11 最高品質 キャラや背後の樹木はパッと見で違いはないが、地面の岩の表現はまったく違っている |
Direct X9 最高品質 | |
Direct X11 最高品質(Direct X9相当) | |
Direct X11 最高品質 背景の立体感がまったく異なる「Direct X11 最高品質」。さらに「Direct X9 最高品質、と「Direct X11 最高品質(Direct X9相当)」では、同じように地面がのっぺりしているが、「Direct X11 最高品質」では荒れ地とわかる表現になっている |
Direct X9 最高品質 | |
Direct X11 最高品質(Direct X9相当) | |
Direct X11 最高品質 水面も間接光で、水面のゆらぎ感がアップ。釣り師は「Direct X11 最高品質」でキマリ か!! |