エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.23
2015.05.07 更新
文:GDM編集部 Tawashi
1999年に台湾で誕生したThermaltakeは、自作パーツを世に送り出す今や老舗メーカーのひとつ。主力製品であるPCケースや電源ユニット、CPUクーラー、ケースファンをはじめ、最近ではカスタム水冷製品も扱うなど精力的な展開を続けている。また、サブブランド「Tt eSPORTS」では、マウスやキーボード、ヘッドセットといったゲーミングデバイスも幅広く取り扱っており、今やPC関連の総合メーカーと言える。
今回インタビューに応じてくれたのは、Thermaltakeで日本向けの営業やマーケティングを担当するIan Hsieh(謝 郁安)氏。アキバで行われるイベントでは、自らマイクを握り製品説明までこなすなど、流暢に日本語を操る。そんな同氏が、今後発売予定の新製品や日本市場への取り組みについて熱く語ってくれた。
ThermaltakeでAccount Managerを務めるIan Hsieh(謝 郁安)氏。三重県熊野育ちで、国内の自作市場にも精通し、日本担当を一任されている | Thermaltakeの国内正規代理店である株式会社アスクからは、ソリューション&コンポーネント事業部 コンシューマチャネル営業部の遠藤 亮氏に同席してもらった |
Thermaltakeはイベントを積極的に行うメーカーのひとつ。ユーザーからの意見を製品開発の参考にするという |
最近ではカスタム水冷パーツ「Pacific」シリーズのデモや、Cube型ケース「Core X9」のホワイトモデル「Core X9 Snow Edition」(型番:CA-1D8-00F6WN-00)、そして先日実機を公開した静音ミドルタワーケース「Mute F51」など。いずれも、世界に先駆けて日本で初披露した製品ばかりです。
イベントでは、カスタム水冷パーツ「Pacific」シリーズを組み込んだデモ機を必ず展示している | |
外装・内装ともホワイトに塗装された印象的なスタイルが特徴の「Core X9 Snow Edition」。国内での販売が決まっている |