エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.413
2015.05.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による検証を進めていこう。計測ではなるべく高負荷な状態を作り出すため、すべての項目にチェック。システムの最大負荷時の挙動を確認していくことにしよう。
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の変化(V) | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の最大/最小/平均値(V) | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」実行時の消費電力推移(W) |
「OCCT 4.4.1:CPU」に比べて消費電力は約100W増加し、電源への負荷は大幅に上昇。これに伴い、+12Vの最低値は12.000V、平均値も+12.096Vへと若干低下しているが、定格を切ることはなく、いずれも問題のないレベル。LGA1150プラットフォームとシングルグラフィックスの組み合わせであれば、最高レベルの負荷が長時間かかる状態でも安定動作が期待できる。
次にグラフィックスカードへの負荷を想定したテストとして、「Unigine Heaven Benchmark 4.0」実行時の挙動をチェックしていこう。計測環境は“Extreme”プリセットを選択し、ベンチマークを実行後はデモ画面を一定時間表示させている。
「Unigine Heaven Benchmark 4.0」による各電圧の変化(V) | |
「Unigine Heaven Benchmark 4.0」による各電圧の最大/最小/平均値(V) | |
「Unigine Heaven Benchmark 4.0」実行時の消費電力推移(W) |
描画する内容に合わせて負荷が変わるため、これまでよりも消費電力の変動が大きいテストだが、出力状況はほとんど変化なし。テスト中のグラフも安定して推移しており、グラフィックスカード中心の負荷でも動作に問題はない。