エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.415
2015.05.21 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
メモリスロットは、最大3,200MHz動作に対応するDDR4×2を実装。スペースの都合上スロット2基によるデュアルチャンネル対応までなものの、Xeon搭載時にはECCタイプのメモリもサポート。容量は最大で32GBまで実装できる。
3200MHz動作のDDR4メモリも搭載可能な、デュアルチャンネル対応のメモリスロット。Xeonと組み合わせることで、ECCタイプのメモリをサポートする点も魅力だ |
「X99E-ITX/ac」のストレージ構成は、上位フォームファクタのハイエンドマザーボードに匹敵する豪華仕様だ。基本のSATA3.0(6Gbps)を6ポート備える一方で、10Gbps転送のSATA Expressポートも実装。限られた面積ながら、帯域幅32GbpsのUltra M.2(PCIe3.0×4)まで搭載している。どのような構成のマシンを組むにしろ、ストレージ周りで不満が出ることはまずないだろう。
通常のSATAポートに加え、次世代規格のSATA Expressも実装する。なおSATA Expressは一部SATAポート(SATA3_4、SATA3_5)との排他利用となる | |
まさにギリギリのレイアウト。CPUソケットのすぐ直下には、帯域幅32GbpsのUltra M.2スロット(Type2242、2260、2280対応)が搭載されている |
Mini-ITXフォームファクタの宿命で、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)1本のみ。さらにHaswell-E/Haswell-EPは内蔵グラフィックスをサポートしないため、スロットには必ずグラフィックスカードを搭載する必要がある。
一般的なMini-ITXマザーボード同様に、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1を実装。好みのグラフィックスカードを装着して運用することになる |