トキナーブランドの交換用レンズやレンズフィルター、さらにスリックブランドの三脚や各種アクセサリなど、写真・光学製品を幅広く取り扱う株式会社ケンコー・トキナー（本社：東京都中野区）。カメラ系量販店で誰もが目にする同社製品は、1957年（昭和32年）創業の老舗メーカーで、フィルムカメラ時代から現在のデジカメ全盛期まで、実に幅広い製品を市場に投入し続けている。

株式会社ケンコー・トキナーは東京都中野区に所在地を置く写真用品および光学製品等を扱う老舗メーカー。創業は1957年（昭和32年）9月で、特にレンズフィルターは国内最大手と言われる。その他、交換用レンズをはじめ、スリックブランドの三脚や多数のアクセサリを取り扱う

かくいう筆者もデジカメ用レンズフィルターはもとより、三脚はスリックブランドを所有。そのアイテムの幅広さから、いつのまにかケンコー・トキナー製品を購入していたという人も少なくないだろう。
　前置きはここまで。今回は同社が展開するカメラバッグシリーズ「aosta（アオスタ）」から、2月17日より発売が開始されたメッセンジャーバッグ「OEJメッセンジャー」とボディバッグ「OEJボディバッグ」を取り上げる。
　ちなみに「OEJ」とは、「Outdoor」「Everyday use」「Journey」それぞれの頭文字を取ったもの。デイリーユースを含むあらゆるシーンに、自分らしいスタイルでカメラを持ち出して欲しいというコンセプトだ。

きちんとカメラを保護する「OEJメッセンジャー」

斜め掛けで自転車に乗るスタイルから生まれた、メッセンジャーバッグ。「OEJメッセンジャー」は、一見するとアクセントカラーの効いた普通のメッセンジャーバッグだが、カメラ収納は巾着型インナーケースで、他の荷物のホコリや雨などの水分からもしっかり保護。カラーはネイビー（型番：DEME01-NV）、レッド（型番：DEME01-RD）、イエロー（型番：DEME01-YW）の3色が用意される。

	「OEJメッセンジャー」 ネイビー（型番：DEME01-NV） / レッド（型番：DEME01-RD） / イエロー（型番：DEME01-YW） 市場想定売価税抜各6,900円前後（発売中）

カメラバッグに見えない「OEJボディバッグ」

OEJメッセンジャーよりもひと回り小ぶりで、体にフィットする縦長ボディバッグ。「OEJボディバッグ」は、カメラとレンズを入れたら終わりに思えるが、見た目以上に小物収納が充実。カラーはネイビー（型番：DEBD01-NV）、レッド（型番：DEBD01-RD）、イエロー（型番：DEBD01-YW）の3色が用意される。

	「OEJボディバッグ」 ネイビー（型番：DEBD01-NV） / レッド（型番：DEBD01-RD） / イエロー（型番：DEBD01-YW） 市場想定売価税抜各5,900円前後（発売中）

2製品の概要をつかんだところで現物を手に取り、それぞれの特徴を詳しく見ていこう。