帰ってきた エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.06.11 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
「PB-N30」の外形寸法はW124×D46×H12mmで、その重量は見た目通りに85gと軽い。側面には5V1.5Aに対応したUSB出力ポートを1基備えるほか、最大の特長である5V1A対応のLightning入力ポートを搭載する。出力ポートはAukey独自のAIPower technologyにより、接続した機器ごとに自動で最適な出力で充電することが可能という便利な代物だ。
なお入出力ポートの間には、バッテリー残量が分かるLEDインジケーターを装備。20%以下ではレッド、20~60%時にグリーン、60~100%にはホワイトに点灯(機器接続時)し、残量を大まかに把握することができる。
昨今は“ファブレット”に代表される大型スマートフォンの台頭もあり、端末の内蔵バッテリーも大容量化が進んでいる。本来であればそれに伴い充電時間は長くなるワケだが、そうしたデメリットを解決すべく登場した技術が「Quick Charge 2.0」だ。NTTドコモでは「急速充電2」と呼称して周知を図っており、意外に対応スマートフォンを所有しているユーザーは多いかもしれない。
「Quick Charge 2.0」では電圧を上げることでより大きな電力を供給しており、従来の5Vだけでなく、9Vや12Vでの給電に対応している。そして端末接続時に最適な電圧に降圧することで、結果的により多くの電流を流すことができるという仕組みだ。なお「PB-T1」は、入力が5V2.1A 9V1.8Aに対応。出力ポートは5V2.1A、9V1.8A、12V1.35Aに対応している。