エルミタ的リサーチ Vol.13
2015.06.16 更新
文:GDM編集部 アキバ取材班
もはやPCを構成するうえで外せないパーツとなったSSDだが、大容量データの保存といえば「HDD」が主役だ。“HDDこだわり派”も多いPCパーツ系SHOP STAFFからは、なるほどと感心させられる使用方法も聞く事ができた。
秋葉原PCパーツ系STAFF「総容量」 | |
秋葉原PCパーツ系STAFF「所有台数」 | |
秋葉原PCパーツ系STAFF「好きなメーカー」 |
総容量は「5~10TB」が最も多く21人。それに続き「5TB以下」が20人、「10~20TB」が19人で、ほぼ拮抗するという結果。また、所有台数は「4~10台」の34人と、「1~3台」の21人でほぼ過半数を占めた。PCの基本スタイルは、SSDが1台にHDDが複数台という構成が最も多く、TVの録画用やコンシューマゲーム機にHDDもしくはSSDを増設/交換するというパターンが目立つ。PCパーツ系SHOP STAFFの場合、さらにPCを2台以上使っている人が多いため、HDDの容量、所有台数ともに増えると言うワケだ。
ただし、比較的若いSTAFFを中心に“SSD化”が進んでいるのも事実。起動用ドライブはもちろん、今やデータ用ドライブまで総SSD化されたPCを使う人も少なくない。特にPCゲーマーにはその傾向が強く、日々進む低価格化も手伝い、今後もSSDメインの人は確実に増えていくだろう。
そのほか、総容量「20~40TB」、所有台数「11~20台」がともに14人という点は、PCパーツ系SHOP STAFFならでは。NASやサーバーの運用者が多いためだが、彼らの多くは後述する「好きなメーカー」について、ほとんどこだわりを持たないという特徴もあった。