エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.418
2015.06.18 更新
文:GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE「GA-Z97X-UD3H」 実勢価格16,000円前後(2015年6月現在) 製品情報(GIGABYTE) |
昨年4月の「Devil’s Canyon」以来、久しぶりの新モデルとなるメインストリーム向けCPU「Broadwell-K」。既存CPUのシュリンク版という位置づけのため、CPUコアの改良点こそ少ないものの、GPUコアはEU数20基のIntel HD Graphics 4600から、48基のIris Pro Graphics 6200へと変更され、大幅にパフォーマンスが向上。さらにプロセスの微細化により、TDPも65Wへと削減され、よりバランスのとれたCPUへと仕上げられている。
「第5世代Core」シリーズでは、GPUコアの変更によりトランジスタ数は増加。しかしプロセスの微細化により、ダイサイズ・消費電力とも削減されている |
対応プラットフォームは現行のLGA1150をそのまま継承、チップセットもIntel Z97/H97シリーズがそのまま流用できる。ただし、マイクロコードの追加など、BIOS側の対応が必要になるため、最終的にはマザーボードメーカーのサポート次第。ちなみにGIGABYTEでは「GA-Z97X-UD3H」を含め、Intel Z97/H97 Expressを搭載するすべてのマザーボードが「Broadwell-K」に対応。すでにBIOSの提供も正式アナウンスされている。なお対応BIOSのバージョンは以下の通り。