エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.418
2015.06.18 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-Z97X-UD3H」のブロックダイアグラム図 |
続いてマニュアルに記載されているブロックダイアグラム図から、「GA-Z97X-UD3H」の装備を確認していこう。CPU直結のPCI-Express3.0(x16形状)はx16、x8/x8のレーン切り替えに対応。残りのPCI-ExpressとPCIは、いずれもチップセットに接続されている。またオンボードストレージのうち、SATA 3.0(6Gbps)×2、SATA Express(10Gbps)、M.2(10Gbps)はスイッチチップを経由しているため、排他使用となる。
ここからは画像を中心に「GA-Z97X-UD3H」の詳細を確認していくことにしよう。まずはPCの安定動作を司るCPUソケット周りから。電源回路はメインストリームながら、充実した8フェーズ回路を搭載。さらに最高効率で1万時間の動作保証を謳う「Durable Black(TM) Solid Cap」や、通常の5倍に相当する15μ厚金メッキを施したCPUソケット、冷却性能を向上させた新設計ヒートシンクなど、充実した装備も特徴だ。
GIGABYTEらしく安定性・耐久性にこだわったCPUソケット周り。ヒートシンクもこのクラスとしてはかなり大型で、効率的な冷却が期待できる | |
ヒートシンクの形状にも工夫を凝らし、表面積を最大化。さらにドレスアップのプレートも装着されるなど、なかなかリッチな構成だ | |
ヒートシンクを取り外したところ。1フェーズあたり1基のチョークコイルと2基のMOSFETが実装される |