エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.418
2015.06.18 更新
文:GDM編集部 池西 樹
電源回路と同じく、金色のヒートシンクに保護されたチップセットは、Intel 9シリーズ最上位のIntel Z97 Express。SATA ExpressやM.2、USB3.0など最新インターフェイスにも対応するため、拡張性を損なうことなく基板サイズの節約が可能。さらにCPUから伸びるPCI-Express3.0のレーン分割に対応するため、マルチグラフィックスはAMD CrossFire XだけでなくNVIDIA SLIもサポートされる。
大型のヒートシンクで保護されているチップセット。横から見ると分かる通り、こちらも表面積を拡大するため複雑なデザインを採用する | |
インターフェイス類を一手に引き受けるIntel Z97 Express。倍率ロックフリーのCPUを使えばオーバークロックにも対応する |
メモリスロットは、デュアルチャネル対応のDDR3×4。容量は最大32GB、動作クロックは3,100MHzまで対応し、現行ほぼすべてのオーバークロックメモリを搭載することができる。
メモリスロットはCPUソケット側からDDR3_4/DDR3_2/DDR3_3/DDR3_1の並び。2枚で運用する場合には、DDR3_2/DDR3_1(黒)またはDDR3_4/DDR3_3(グレー)に装着する |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x1)×3、PCI×1の計7本を搭載。マルチグラフィックスは、2-Way NVIDIA SLIまたは3-Way AMD CrossFireXをサポートし、ゲーマー向けPCとしても十分な性能を備えている。
最近では珍しくなってきたPCIスロットも標準装備。新旧様々な拡張カードを増設することができる |