エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.418
2015.06.18 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ストレージインターフェイスは、現在主流のSATA3.0(6Gbps)×6に加え、転送速度10GbpsのM.2とSATA Expressを各1ポート搭載。前述の通り、SATA 3.0(6Gbps)×2、SATA Express(10Gbps)、M.2(10Gbps)は排他使用だが、RAIDに頼ることなく高速ストレージ環境を構築できる。
SATA3.0(6Gbps)/SATA Express(10Gbps)は横向きに配置され、大型のグラフィックスカードを搭載した場合でもフルスロットを利用できる | |
M.2(10Gbps)は、M.2 2242/2260/2280フォームファクタに対応 |
「GA-Z97X-UD3H」に搭載されるオーディオチップは、S/N比115dBのRealtek「ALC 1150」。さらにノイズの混入を防ぐためメイン基板から独立した「Dedicated Audio Hardware Zone」や、左右チャンネルのクロストークを抑える「独立PCB層デザイン」、リアオーディオ用アンプの実装により、歪みの少ないダイナミックなサウンドを楽しむことができる。
再生時SN比115dB、録音時SN比104dBを実現した高音質IC、Realtek「ALC 1150」 | リアオーディオ用アンプには、Texas Instruments「N5532」を搭載 |
オーディオ回路のコンデンサは、いずれもロープロタイプを採用 |
バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×4、ギガビットLAN×1、オーディオ入出力×5、光オーディオ端子×1、PS/2×2を搭載。ディスプレイ出力もHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1の3系統を備え、一般的な運用であれば不足することはないだろう。
バランスよく実装されたバックパネルインターフェイス。メインストリーム以上では珍しくPS/2を2ポート搭載するのも、入力デバイスにこだわる人にはポイントになるだろう |
画像セッションの締めくくりとして、基板上に実装されたパーツやICチップをまとめてチェックしておこう。