エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.425
2015.07.13 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-H81M-DS2V」のブロックダイアグラム図 |
続いて、マニュアル記載のブロックダイアグラム図から「GA-H81M-DS2V」の構成を確認していこう。PCI-Express2.0(x16)やメモリスロットはいずれもCPUに、2本のPCI-Express2.0(x1)スロットはチップセットに接続されている。またオーディオコントローラ、ギガビットLANコントローラ、I/Oコントローラなどの主要ICもすべてチップセットを経由して実装されていることがわかる。
スペックの確認ができたところで、ここからは「GA-H81M-DS2V」をパッケージから取り出し、画像を中心に観察を進めていくことにしよう。エントリーモデルらしく増設コントローラなどは必要最小限。拡張スロットや各種増設用ポート/スロットなどは、基本的にCPUまたはチップセットの機能を利用している。
奥行はMini-ITXサイズと同じ170mmのコンパクト基板を採用。フルサイズのMicroATXマザーボードでは窮屈になりがちなコンパクトケースには嬉しい仕様だ | |
基板裏面で目立つのはCPUソケットのバックプレートのみ。ちなみにPCBには防湿性に優れる「新開繊クロス方式」を採用する |
主要インターフェイスを一手に担うIntel H81 Express。パッケージサイズは23×22mm、PCI-Expressリビジョンは2.0で、TDPは4.1W | |
拡張カードに干渉しないよう薄型のヒートシンクを搭載。基板には2本のプッシュピンで固定されている |