エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.07.28 更新
文:GDM編集部 池西 樹
最後に「DN-12715」の使い方とチェック項目をまとめて紹介していこう。前述の通り、基本操作はメイン基板上に用意された4つの操作ボタンにて実施。チェック機器の種類(デスクトップPC / ノートPC)や、BIOSの種類(AMI / AWARD / PHOENIX)の他、シグナルチェックや+3V/+5V/+12Vの実測値などを表示することができる。
ここまで、上海問屋の格安マザーボードテスター「DN-12715」の使い方を一通り紹介してきたわけだが、意外にも簡単に使えることがお分かりいただけたと思う。BIOSとPCIスロットを搭載していれば、比較的新しいマザーボードでも動作が可能。さらにシグナルや電圧のチェックもできることから、保存している旧マザーボードや購入した中古品の確認、電源ユニットのチェックなど、様々なシーンで活躍してくれそうだ。
税込約2,000円というコストパフォーマンスが魅力のマザーボードテスター「DN-12715」。古いマザーボードを引っ張りだして、あれやこれやチェックしてみるのも面白い |
そして何より、約2,000円前後という低価格で普段はなかなか味わうことができない“プロっぽさ”を体験できるのは大きな魅力。ノークレーム・ノーサポートの「上海道場」モデルということで、ややハードルが高いのも事実だが、その点をあまり気にせず“いじり倒してみる”のが正解だろう。