最終更新日 2024年11月22日 0:00
最終更新日 2024年11月22日 0:00
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.429
2015.07.30 更新
文：テクニカルライター・藤田 忠
続いては「JetStream」クーラーを取り外した基板をチェックしていこう。
GPUに高負荷のかかるゲームプレイの安定動作に重要な電源回路は、6+2フェーズ構成。加えて、GPUの電源回路にはハイエンドマザーボードでの採用例も多い高効率MOSFET「DrMOS」が実装されているのもポイントだ。
 |
|
| 「JetStream」クーラーを取り外した状態。コンポーネントの配置はリファレンスデザインに近くなっている | |
 |
 |
| GeForce GTX 980 Ti GPUコア。ウルトラハイエンドGPU「GeForce GTX TITAN X」と同じ、第2世代「Maxwell」アーキテクチャとなる「GM200」になる | GPUコアの周りに、1枚あたり512MBとなるメモリチップを12枚実装する |
 |
 |
| 今回分解した「980 Ti Super JetStream」のメモリチップは、SK hynixのGDDR5 SGRAM「H5GQ4H24MFR-R2C」が実装されていた | |
 |
 |
| GPU6フェーズ、メモリ2フェーズ構成の電源回路を搭載。GPUには高効率で低発熱な「DrMOS」が採用されている | |
 |
 |
| 発熱量の多いハイミドルやハイエンドグラフィックスカードでは当り前のことだが、コンデンサは熱に強い固体電解コンデンサを採用 | ファンの電源供給と回転数を調整する4pinコネクタ |
 |
 |
| PCI-Express補助電源コネクタは6pin×1、8pin×1の構成になっている。コネクタの抜け防止ツメは抜き差ししやすいカード裏面側になっている。細かい点だが、抜き差し時に指がヒートシンクにあたらないのは、意外とうれしい | |
