エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.430
2015.08.03 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
今回の主役は、今年の「COMPUTEX TAIPEI」のブースレポートで取り上げた、JONSBOの新型PCケース「RM1」だ。
JONSBOブースで目にとまった「RM1」シリーズ。「COMPUTEX TAIPEI」開催時、国内市場における販売スケジュールはすでに調整段階だったという |
JONSBOといえば、Cube型からミニタワーまで、素材にアルミニウムを好んで使うメーカーとして認知されはじめた、比較的新しいPCパーツメーカー。シンプルな外観に、素材の質感を生かしたカラーバリエーションが目を引く。これまでの大陸系PCケースとは違う、洗練されたラインナップが印象的だ。
JONSBO「RM1」シリーズ 市場想定売価税抜各9,980円(2015年8月22日発売予定) 製品情報(JONSBO) |
あらためてカタログモデルを見直せば、Mini-ITXやMicroATXなど、スモールPCカテゴリを得意としてきたJONSBO。この「RM1」はATXフォームファクタに対応するモデルだ。それでも外形寸法をみると、幅209mmはまだしも、奥行き302mmと高さ341mmのサイズ感は、せいぜいMicroATX止まり。かなりコンパクトなATX対応ケースであることが想像できる。
なお「RM1」のカラーバリエーションは、今回取り上げる鮮やかなレッドの他、アルミニウムの質感が楽しめるシルバー、ソリッドなブラックの合計3色。あえて欲を言えば、個性的なPCを好むユーザー向けに、ブルーやグリーンなどのカラー展開があっても面白いだろう。大型PCケースでは実現しにくい”遊び心”は、この手のモデルの特権でもあるはずだ。
カラーバリエーションは今回取り上げるレッドの他、ホワイトとブラックの3色が用意されている |