エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.432
2015.08.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
代表的な3Dベンチマークに続き、ここからはゲームタイトル系のベンチマークにて、パフォーマンスをチェックしていこう。まずはDirectX 11対応のFPSゲーム「ロストプラネット2ベンチマーク」から。品質設定は「アンチエイリアス」を“MSAA8X”、それ以外を“HIGH”にセットし、最大限の負荷がかかる設定で計測を行った。なお解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択している。
ロストプラネット2ベンチマーク(fps) |
1,920×1,080ドットでも60fpsオーバー、1,280×720ドットでは80fpsを超えるなどパフォーマンスは上々。フルHD解像度までなら最高画質でも快適なゲームプレイができるだろう。また1,920×1,080ドットでは「リファレンス想定」から約2%フレームレートが向上しており、これまでのベンチマークに比べるとチューニングの効果が大きく出ている。
続いて、DirectX 11にも対応した「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式ベンチマークのスコアを確認していこう。APIはDirectX 9とDirectX 11、品質設定のプリセットは“最高品質”、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク(DirectX9) | |
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク(DirectX11) |
CPUやディスク性能など、その他の要因も大きく影響する「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」では、チューニングによる差はいずれも1%未満で有意な差は見られなかった。とは言え、スコア判定はDirectX 9なら解像度に関わらず“非常に快適”、DirectX 11でも“とても快適”以上を取得しており、フルHDを超える高解像度表示でも安心だ。
ゲーム系ベンチマークの締めくくりとして、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク」のスコアを確認しておこう。こちらも品質設定のプリセットは“最高品質”にセットし、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク |
最高判定の“すごく快適”(10,000ポイント以上)に対して、ダブルスコアを計測するなどGPU性能が明らかに飽和。「ドラゴンクエストX」をプレイするなら、WQHDクラスの高解像度液晶ディスプレイと組み合わせて楽しみたい。